赤道に浮かぶ環境アイランド GREEN FLOAT 構想を知っているだろうか

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清水建設が赤道に浮かぶ環境未来都市構想で夢を見させてくれる。赤道直下の太平洋上に浮かぶ植物のようにCO2を吸収してしまう都市。

清水建設 環境未来都市構想 「 GREEN FLOAT 」

清水建設は、皆さんも知っていると思います。大きな建物を建てている会社です。そんな会社が子供たちに向け、将来の都市構想を発表しています。その一つがこの環境未来都市構想「 GREEN FLOAT 」です。赤道直下の太平洋上に浮かぶ環境アイランド群。睡蓮のように広がって成長する人工の海上都市で自給自足、リサイクルを未来的に発展させて植物のような海上建造物をつくる構想です。

GREEN :CO2削減を越えて、カーボンマイナス。自給自足で廃棄物ゼロ。100%再生可能エネルギー。

FLOAT :自然災害から無縁で海上上昇に沈みゆく国を救う海上の新しい立地創造。

再生可能エネルギーの利用、台風の発生の懸念が少ない赤道直下に高さ1000mの高層タワー都市を持ち、幅3000mの海面平野地帯が囲む蓮の花のような基幹島が、いくつかの周辺島を抱えて広がっていく。そのような蓮の花がいくつも咲いているような池のごとく大都市を構築する。

食料の自給自足を可能にする植物工場を持ち、平野部を利用した農業、畜産業を展開。

海の森 「里海」というコンセプトの周辺沿岸部に、自然生態系と調和しつつ人手を加えた浅瀬域を設置。水質浄化や浅海域の生物多様性の充実を図るとともに、採貝、採藻などの人間活動もできる。

一つの蓮の花の集まりで10万人が暮らす。それを10個で1ユニットにして、巨大人工島群を作る。

日本の周辺ではないのが残念ではあるが、できたら行ってみたいと思う。しかし、先進国は食い物のようにしないようにしていただきたい。現在でさえ、赤道直下はいろいろな形で先進国は利用している。

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