家を持たない生活 ノマドを夢見る人たちへ

私の考えた事 私の考えた事

まあ、本格的にノマドを考えている人だけだと思いますが、セミリタイヤをして、仕事をセーブし余暇を増やした方が精神的にも金銭的にも楽ですよ。

家を持たない生活 ノマドを夢見る人たちへ

何ノマドって。最初なんだろうと思った。辞書で調べると遊牧民。ブロガーやYouTuberで有名な人がいるみたい。一昔前なら、セミリタイヤだった。今は、ノマドを夢見るみたい。本当の遊牧民を目指すなら応援したい。私のプロフィールを見てくれると嬉しいが、私は生活保護で仕事をしていない。そんな奴の話かと聞きたくない人は読まなくていい内容のブログ記事になります。本当に目指すのであれば、夢のハードル上げるかもしれない。記事の最後まで読んでください。

簡単な私のプロフィール

現在は生活保護を受けています。30歳で糖尿病と診断されました。現在、52歳になります。当時は重度の糖尿病と診断されましたが、治りも早く、通常の仕事はすぐできるようになりました。

ノマドの話なので、関連する仕事からの話をさせてください。

私は、新聞奨学生で専門学校を2回卒業しています。4年の経験を基に、すぐに日銭を稼げる新聞配達をすることにしました。海外から帰って、入院。あまり家族に迷惑を掛けたくないという理由と、当時タイ人と国際結婚をしていたため、生活費の仕送りが必要でした。

東京都内の新聞販売店でしたが、あまりにも、入社の条件と違っていたため、転職をします。新聞配達の臨配という仕事です。これが、ノマドの仕事ととても、似ているのです。

新聞配達の臨配について

この臨配は新聞販売店で欠員が出たところに出向いて、欠員の補充がされるまで配達の代行をする仕事です。はっきり言って、プロの仕事です。

午前中に現地に行きます。300から500件ぐらいの家を夕刊までに一通り、教えてもらいます。何もないと覚えずらいので、配る順に名前と新聞の銘柄が書いてある順路帳というものを渡されます。

配達の最初の家から説明を受けます。この家はこのポストに入れてほしいとか、新聞の折り方、ビニールの指定など、個別の注意事項とともに、2時間ぐらいかけ、実際に現場に行き説明があります。

後は、住み込みになるので、寮やアパートを教えられて、夕刊から、一人で配達を行います。欠員が埋まるまで、休みはありません。3日で補充されることもありますが、長い時で1年数か月の時もありました。基本は日払いですが、派遣でしたので、私が所属していたところは、半分週払い、半分月払いでした。

荷物は、バック一つだけ。仕事道具と最低限の着替えだけです。家具や家電は固定費を生みます。仕事が何日で打ち切りになるかわからない。次の移動を考えたら、持てません。私の場合は、ポータブルDVDプレイヤーだけ持ち歩いていました。住み込みの部屋に、テレビもなく、布団だけというところもありましたから。

お風呂がないところは、銭湯になります。そんなところは、割増料金を請求したりしてました。

風邪などの病気は関係ありません。休めないので、働きながら治します。ケガにはとても気を使っていました。バイクでしたので、事故、違反。歩道を走ったり、逆走を余儀なくされるところも、珍しくありません。

ノマドについて

あなたの考えるノマドはどのようなものですか?気ままにいろいろな所で、ノートパソコン一つで仕事をしているイメージですか?

海外なら、東南アジアやヨーロッパ、北南米。日本なら、バイクやキャンピングカー。お洒落なリゾート地から投稿してます。プログラムを書いたら、ネットで送信して終わりです。そんなイメージでしたら、もう一度、考えてみてください。

なぜ、私が臨配の話から入ったかわかりますか?

転々と仕事場が替わるからですか?プロの仕事を自慢するためですか?

ノマドになるための条件
  • 前提として、フリーランスとして仕事ができること。
  • 家族の理解を得られるか、独身を選ぶか。
  • 最低でも、セミリタイヤできるだけの資産。
  • 健康であること。

ノマドのメリット

通勤電車とは、多分、無縁になるでしょうね。他には、何があるのでしょう。自分のスキルを活かせることでしょうか?観光地をまわることができることでしょうか?

ノマドのデメリット

滞在場所での費用と、ホームベースの費用。バック一つ。親御さんがいれば、自分の部屋ぐらいは確保できていると思うので大丈夫ですが、そうでないなら、倉庫代、私書箱ぐらいは最低必要になると思います。貸倉庫だけなら、5千円ぐらいでしょうか。アパートを借りるのに、日本なら地方で数万円、タイなら私が知っているところで、首都バンコク中心部で6千円ぐらいから普通に住めます。ノマドの多くが東南アジアを拠点にしているのは、固定費を下げたいからです。

必要経費
  • 生活費。
  • 事業をするための経費、通信費用等。
  • 保険。

臨配をしていた時には、私の場合、アパートを借りていませんでした。仕事が1日でも空くとホームレスです。数日なら何とかなります。公園でも、マンガ喫茶でも。温かい日に公園で一夜を過ごすのも大変なのでしてみてください。それ以上なら、人材派遣にいけばいいんです。すぐ仕事を斡旋してくれます。お金がないことを伝えれば、当面のお金の工面までしてくれます。

ノマドならどうですか、受けている仕事が終わる前に、生活費が無くなることになったら、受けている仕事のボリュームにもよりますが、別の仕事と並行してできますか?その仕事もできない時にはどうしますか?

YouTubeやアフェリエイトの規約変更で収入がなくなったら、何か月もちこたえられますか?

飛行機で荷物がすぐに届かなくなったとしても、大丈夫ですか?予備の機材は確保していますか?盗難への備えは大丈夫ですか?帰りの飛行機代ぐらいは、余裕がないと厳しいです。

日本からの送金に数日は見てください。財布、パスポートがなくなっても大丈夫なように情報だけは確保しておいてくださいね。ペットボトルのキャップは絶対自分で開けないとダメですよ。

フリーランスから目指しましょう

ノマドというのは、セミリタイヤの先にあると思います。同時にフリーランスでなくてはいけません。ハードルが最初から高いのです。

臨配は、雪の日でも、台風の日でも、引継ぎをしますし、一度だけです。次の日には、朝、暗闇での配達になります。だから、仕事を受けやすいといえます。

フリーランスも仕事を取ってこなくては、お金になりません。営業力、または、しっかりした技術の裏付け、仕事の実績が必要になります。

そして、どうしても必要な横のつながりを作りましょう。

ビジネスをしていくのであれば、同業者、税理士や弁護士、行政書士等専門家につながりが必要です。取引先との急な打ち合わせが必要になるかもしれません。同業の仲間はそんな時とても役立ちます。弁護士が必要になるときもあります。ノマドを目指すなら、ビザ申請などを優先して、顔見知りの行政書士を得たいです。税をどこで払うのか、または、払わないのかも含め、税理士とも相談したい。

セミリタイヤとして、月に15日とか、20日とか安定収入を目指して、仕事をセーブするだけでも大変です。ノマドとして、転々としたいのであれば、安定収入も限られてきます。

フリーランスとして、仕事ができるようなってから考えましょう。まずは、仕事の実績と人とのつながりを作ります。フリーランスは、定住所があります。その時点でノマドはフリーランスより仕事を取りずらいです。欲を言えば、営業をしなくても仕事がまわってくるような状態にしなくてはいけません。

その次に、セミリタイヤを目指しましょう。仕事をセーブできるだけの資産が持ててからが、ノマドへの入り口になります。最低でも、すぐに現金にできる資産を数か月は持ちたいです。

資産運用、株式、為替、金。不動産。セミリタイヤをするためのポートフォリオ。勉強が必要になります。早い段階から少しずつ頑張りましょう。また、ここでも、仲間がいると情報交換できると思います。銀行、証券会社、保険会社。海外を目指すなら現地の日本人会。言語学習。移住情報の収集。田舎を目指すなら候補地の視察や友達作り。自給自足や陶芸など、趣味の日本語情報。より、具体的なイメージを描くだけで夢に、グッと近づきます。

ノマドは一人でなんてできない

私のように日本で引きこもってブログを書いているのとは違います。それなら、一人でできるかもしれません。

でも、自由に動き回るには仲間が必要になります。また、一人で何でもやらなくてはなりません。何か矛盾していると思いますが、できるように努力が必要です。日本では当たり前のことが海外では当たり前ではないです。

日本なら、北は北海道。南は沖縄まで、良い人ばかりです。文化も宗教も気にしなくて大丈夫です。身分もみんな一緒です。トイレ事情を気にしません。路地一つ違うことが、どういうことなのかわからないと思います。

日本では何でもないことが、国によって、重罪なこともあります。スリや置き引き以外にも、クレジットカードの利用時には十分注意してください。店の奥にちょっとでも行ったら、その場で指摘できるだけの英語を身に着けてください。手形や小切手について、理解をしっかりとしてください。

夢としては、最高です。憧れるのもわかります。そのためにも、事前準備に時間をかけてください。そして、健康に気を配ってください。

最後にドラックに軽い気持ちで手を出さないでください。

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