糖尿病を放置している人へ 私の症状と合併症などについて

健康診断

メタボといわれて、肥満や血糖値について気にしている方も多いかと思います。糖尿病の人もいるでしょう。今回は、糖尿病についてです。私の症状の現状を見てもらえたらと思います。

糖尿病を放置していました。 私の症状と合併症などについて

私が糖尿病だといわれたのは、30歳を少し過ぎたあたりです。地元の自動車工場でライン作業の期間工募集に応募した時でした。今なら、普通に人材派遣で工場で働くにしても、健康診断を実施するところも珍しくないと思います。期間工でしたので、大勢が一斉に検査をしたのですが、診察前に私だけ先に呼ばれました。今から、病院を紹介しますから、行ってくださいと。血糖値が850ありました。

この時は、海外と日本を行ったり来たりの生活をしていました。あまりにも、動けなくて、家で寝てばかりいたのですが、周りに促されるように、仕事を探し応募した矢先でした。

地元には市営の病院があったので、すぐに行くと入院ということになりました。最初、糖尿病と聞いた時、終わったと思いました。おいしいものも食べれなくなるのかと。食事療法として出てくる食べ物は、とても少なく、おやつにもならない量でしたし、味もない感じでした。

血糖値が落ち着いてきてからは運動療法も加わりました。単に、病院の回り、数キロを散歩に近い感じで歩くだけでした。

退院時には血糖値が100ぐらいにはなっていたと思います。月に一度、薬をもらいに行くだけになりました。

生活もありますので、仕事を探して、手っ取り早く新聞配達の仕事を選びました。新聞販売店はどこも同じですが、真っ黒のところが多いです。

そのうちに、店員ではなく、臨配という職に鞍替えしました。新聞配達員が欠員になった販売店に行き、臨時の配達代行を受け持つ仕事です。連絡を受けたら、その日の午前中に現地販売店に行き、配達する300から500軒を覚え、夕方から一人で配ります。もちろん、住み込みで新しい人が見つかるまで仕事は続き、その間は休みはありません。

この時出稼ぎであったので、都合が良く、仕事の切れ目にタイにいっていました。そうです、私は帯妻者で国際結婚もしていました。部屋を借りなくていいんです。家賃がかかりません。

職場が、都内近郊転々と変わるため、病院に行くのもしなくなりました。お酒は飲みません。食事はカロリー計算はしなくなっていましたが、気を付けてはいました。

立ち眩みは頻繁に起きました。尿は甘く匂います。わかっていましたが、仕送りもあります。自分の生活もあります。週一度の国際電話が唯一の楽しみでした。

栃木の宇都宮で臨配から、販売店の社員に変わります。どこも変わりなく、黒いですが、いろいろ考えて変更しました。毎年、健康診断するようになり、病院にも行くようになりましたが、一気に糖尿が悪化していきます。

外での仕事は、無理をして誤魔化せるのですが、帰宅しドアを開けると、立つのも大変でした。仕事では、不景気でどうやって人を減らすかを考えさせられていました。というか、首にするか。そこで、上司ともめ、やめることになります。退職理由も好き勝手変更され、会社には体調不良でやめることになります。上司にはっきりと意見が合わないので解雇だといわれての退社でした。自己都合でも何でもないんですが。

訴えようとも思いましたが、どこも同じです。ここを止めるのに、いいタイミングになったと切り替えました。

気持ちで病気も変わります。一気に病状が悪くなりました。

そう思っていたのですが、気持ちはそうでなかったのか、一気に病状が悪くなりました。まるっきり動けなくなりました。はいつくばるのがやっとでした。

病院に行くと、血糖値が850から950ぐらいだったと思います。はっきりしていません。950ぐらいだったと思うんですが、後々そう思っているだけなのかもしれません。もちろん、即入院になりました。普通の人の10倍ぐらい血糖値があります。30歳から10年以上かけ糖尿病が悪化したんだと思います。よく、生活できていましたねと言われました。

体力には自信がありました。高校は長距離をしていましたし、大人になってからは、数年ですが、トライアスロンをしていた時期もありました。

糖尿病と合併症

そうは言っても、糖尿病は進んで合併症がでてきました。糖尿病の合併症では、人工透析透析、手足の壊疽(えそ)、失明、神経障害などが一般的にあります。大体、10年ぐらいで出てくるといわれていました。

多分、今現在、軽い糖尿病といわれ、薬を飲まれている方も多いと思います。軽いうちに、糖尿病との付き合い方を決めた方が良いと思います。食事療法と運動療法を通して、健康を保ってください。

私は、腎臓には問題もなく、人工透析にはなりませんでした。手足の傷は人一倍気をつけていました。何人もの糖尿病患者の壊疽を見てきました。足の切断などです。新聞販売店の何故か、店主に多いんです。普段では見ないのに、販売店ではよく見るんです。夏でも、外出はジーパンです。

失明については、すごく気になります。目に虫が入ったことがあったのですが、その時に、網膜症が少し進んでいるかもといわれました。糖尿病からの失明は完治しません。悪化するだけです。

糖尿病の合併症 糖尿病性神経障害

そして、私の場合、神経障害が出ています。簡単に言うと、手足の末端の神経障害が出ています。

大体、感覚が鈍くなります。けがややけどをしても気づかなくなります。痛さや熱さを感じなくなるからです。そして、足が膿んでも気づかず、足の切断などになる壊疽です。

しかし、私の場合は、神経が敏感になっています。常に足先が日焼け後みたいに触れない感じです。常に熱を持っていて、ねん挫した時と同じように痛みます。それは、足に布団も被せることができないぐらいです。もちろん、お風呂には、入れていません。激痛と、電気が走ります。シャワーだけ我慢して使っています。

靴下をはくと少し和らぎます。予め、接触させておくのがいいのかもしれません。血行が良くなると、その熱で痛さが増します。普通の人は布団から足を出しては寝れません。なので、こたつに布団を引いて寝てました。寝ていると、どうしても、体温が上がります。そうすると、毎回痛さで起きます。数時間おきに、靴下を脱いだり、履いたり。少し買い物に動いて体が温まっても、冬は暖房で熱くなっても、痛さが増します。重ね着で調整したりしなくてはなりません。ひどい時は、足を氷で冷やしていました。ねん挫のように熱を持つと痛いので。今は睡眠薬と薬でカバーしています。薬が切れると頭が割れそうです。アキラの世界ですね。

現在、足先、手のひらは汗もかきません。なので、少し動くと、体は汗だくです。少し、買い物してきただけで、Tシャツは汗ばみます。

毎年、冬には四十肩、五十肩になります。糖尿病からも来るみたいです。私の場合は、骨に異常がないので、手術などは、まだ、必要ないみたいです。腰痛も出るのですが、こちらも、骨に異常がないということで、ヘルニアとかでもないとのこと、以前、見てもらった時には、脳神経を調べてもらった方が良いかもといわれた。

本屋さんで本を探している時に体が固まって動けない。台所に真面に立って包丁を使えない。歯を磨いている時に、片手で体を支えていないと立っていられないとかがある。ほんの数分のことなのにである。もちろん、いつもではありません、不意にです。

今になって思うと、全ての原因が糖尿病による神経障害が影響しているのかもしれません。

また、最近は、左腕全体に電気が走っています。正座した時のあのしびれです。五十肩が直ったと思ったら、入れ違いです。異常な強さで、接骨院の低周波装置以上です。いたるところに異常が出ています。

薬の副作用 便秘と眠気

薬は、血糖値が800以上あった時には、月にバケツ2~3個。今は、月にバケツ1個ぐらいになりました。半分は痛み止め、半分は便秘薬です。

大量の薬を飲んでいるので、腸の動きも良くありません。便秘の薬も欠かせません。なので、下痢と便秘を繰り返しています。

そして、痛み止めには副作用で眠気があるものが多いです。また、夜睡眠薬を飲んでいます。それもあるかもしれませんが、朝から晩まで眠いです。ブログを書き始めてからは、大分、我慢ができるようになってきているので、気持ちの問題もあるのかもしれません。

ニュースで、運転中に意識を無くしたり、発作で事故を起こすものがありますが、わたしなら、現実、いつでもあり得るんじゃないかなと思います。両手で目を強引に開けないと開かない感じです。そのくらい、強烈な眠気が不意にきます。

例えば、ゲームをしようと立ち上げている間に、眠気が襲ってきて手が付けられなくて、中止することになるなど、数分のうちに変わります。そういう時は、無理しないで布団に入ることにしています。

内分泌内科 インスリンの注射

糖尿病は、インスリンの分泌に問題が起こってなる病気です。私は生まれつきではないので本来、二型糖尿病と呼ばれます。一型は生まれつきの方になります。でも、検査の結果、私は100パーセントインスリンが出ないことがわかっています。先生には病名を一型に変えましょうと言われました。インスリンの出る出ないが型の基準なのかもしれません。

毎日、インスリンの注射を自分でしなくてはいけません。1日3回、4本打っています。朝は、2種類のインスリンを。昼と夜には1種類を打っています。

糖尿病は、長期入院や子供の出産などの入院でも起こることがあります。私は、超未熟児で生まれていて、入院が長かったので、それも、原因なのかもしれません。

食事の時間がずれると、低血糖症状が現れます。手足のしびれ、大きなあくび、おなかが鳴るなどです。マグカップが震えて片手で持てません。仕事で見た人は低血糖で全身けいれんをしていました。私は、低血糖にもつよいのか、50ぐらいなら全然我慢できます。もちろん,その後は、しっかり対処しますが。

そして、常に血糖値を調べることができるように、センサーを付けています。手先の神経が敏感で、手動の手先から血液をとって読み取るものを避けているからです。大体肩の上腕につけていて、細い針が刺さっています。図りたいときに、センサーをかざせば、血糖値を読み取れます。24時間管理されている感じですね。年中付けています。

循環器内科 不整脈

私の場合、不整脈があります。脈が人の倍になるときがあります。現状、まあ悪い不整脈ではないとの事で、薬だけいただいています。低血糖になった時に、たまに、自分でも確認できます。

口腔外科 歯周病

そして、歯周病。糖尿病が悪化すると何もやる気が出なくなります。歯磨きもおろそかになっていました。その時のつけで、歯もボロボロです。入れ歯とかはないですが、定期的に歯医者に通っています。

眼科 網膜症

先ほど、ちょっと触れたんですが、眼科にも通っています。糖尿病からくる失明をチェックです。糖尿病と診断されると大体こちらも通うようになります。最近、町中で白杖をみると、自分が心配になります。そして、白杖を利用して、普通に生活できている方を尊敬したりしています。町で、点字ブロックのタイルの上を歩き、自分にできるのかなぁと失明のことを考えてしまします。

麻酔科 ペイン外来

最近は、ペイン外来というものがあります。痛みに特化した科です。内科とは別に通っています。今の病院では麻酔科となります。私は痛み止めの薬だけですが、ここに通っている方は、モルヒネなどを打ってもらいに来ています。毎週通うことになります。頭が上がらないです。私も、薬を目一杯だしていただいているので、どうなるのかわかりません。本当は、もっと、強いものにしてくれないと辛い時が多々あります。特に、天気が悪い時がそうです。薬も効かない時が多いです。

すべて、私の場合は、同じ病院で対応していただいています。救急車で2度ほど来ています。入院も3回しています。

糖尿病を甘く見ていると大変ですよ。皆さんも気をつけましょうね。あくまでも、私の症状です、人によって大分違うみたいです。こんな症状の方もいるんだという気楽な感じで見てください。そして、糖尿病といわれている方については、自分のことなんですよと言っておきます。

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