Arduino Unoを利用した電子工作を学習する講座シリーズ。Arduino工作講座の第10弾。この講座では、ジョイステックの使い方を学ぶことができます。
Arduino工作講座 ジョイステックを使ってみよう
このレッスンはELEGOO社のArduino基本セットのチュートリアルのレッスン12を参考にさせていただいています。
この講座をクリアするとジョイスティックを利用することができるようになります。
今回は、ゲームなどで馴染みのあるアナログジョイステックを使ってみました。上下左右360度とプッシュボタンのように、押す押さないを識別できます。車や飛行機、ドローンなどの操縦、メニュー操作等利用価値が多くあると思います。ここでは、その基礎を学ぶことができます。
必要となる部品
- Arduino Uno
- ジョイスティックモジュール 5vを使用します
- ジャンパー線 赤色と黒色と青色と黄色と緑色(もちろん、色は何でもOKです)
回路と回路図


プログラムコード ジョイステックの動き
//www.elegoo.com
//2016.12.09
// Arduino pin numbers
const int SW_pin = 2; // digital pin connected to switch output
const int X_pin = A0; // analog pin connected to X output
const int Y_pin = A1; // analog pin connected to Y output
void setup() {
pinMode(SW_pin, INPUT);
digitalWrite(SW_pin, HIGH);
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
Serial.print("Switch: ");
Serial.print(digitalRead(SW_pin));
Serial.print("\n");
Serial.print("X-axis: ");
Serial.print(analogRead(X_pin));
Serial.print("\n");
Serial.print("Y-axis: ");
Serial.println(analogRead(Y_pin));
Serial.print("\n\n");
delay(500);
}
シリアルモニタ ジョイステックの情報読み取り

ジョイスティックを下から上へ動かすと①から③へ数値が動く。

ジョイスティックを左から右へ動かすと④から⑥へ数値が動く。

ジョイスティックを押すとSwitch 0となる。
アナログジョイステックの情報を取得できました。この数値を利用し、工作物の操作をジョイステックで簡単にできるようになります。また、次のArduino工作講座で。
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