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Arduinoには多くのモデルがあり、それぞれ異なる特徴と用途があります。以下に、代表的なモデルを紹介します。
Arduinoの主なモデル
- Arduino Uno
- プロセッサ: ATmega328P
- メモリ: 2KB SRAM, 32KB Flash
- 特徴: 初心者向けの標準モデルで、広くサポートされています。
- Arduino Mega 2560
- プロセッサ: ATmega2560
- メモリ: 8KB SRAM, 256KB Flash
- 特徴: 多くのI/Oピンを持ち、大規模なプロジェクトに適しています。
- Arduino Nano
- プロセッサ: ATmega328
- メモリ: 2KB SRAM, 32KB Flash
- 特徴: 小型で、ブレッドボードに直接差し込んで使用できます。
- Arduino Due
- プロセッサ: AT91SAM3X8E (ARM Cortex-M3)
- メモリ: 96KB SRAM, 512KB Flash
- 特徴: 高性能な32ビットプロセッサを搭載し、複雑な計算が必要なプロジェクトに適しています。
- Arduino Leonardo
- プロセッサ: ATmega32u4
- メモリ: 2.5KB SRAM, 32KB Flash
- 特徴: USB通信機能が内蔵されており、キーボードやマウスとしても使用可能です。
- Arduino Micro
- プロセッサ: ATmega32u4
- メモリ: 2.5KB SRAM, 32KB Flash
- 特徴: 小型で、USB通信機能を持ち、プロトタイピングに適しています。
- Arduino Pro Mini
- プロセッサ: ATmega328
- メモリ: 2KB SRAM, 32KB Flash
- 特徴: 小型で、低消費電力のプロジェクトに適しています。
- Arduino Zero
- プロセッサ: ATSAMD21G18 (ARM Cortex-M0+)
- メモリ: 32KB SRAM, 256KB Flash
- 特徴: 高性能な32ビットプロセッサを搭載し、IoTプロジェクトに適しています。
- Arduino MKR1000
- プロセッサ: ATSAMW25 (ARM Cortex-M0+)
- メモリ: 32KB SRAM, 256KB Flash
- 特徴: Wi-Fi機能を内蔵し、IoTプロジェクトに最適です。
- Arduino MKR GSM 1400
- プロセッサ: SAMD21 Cortex-M0+
- メモリ: 32KB SRAM, 256KB Flash
- 特徴: GSM通信機能を内蔵し、リモートモニタリングや制御に適しています。
これらのモデルを用途に応じて選ぶことで、Arduinoを最大限に活用できます。
Arduinoの現行モデル 2024年
Arduinoには多くの現行モデルがあり、それぞれ異なる特徴と用途があります。以下に、代表的な現行モデルを紹介します。
Nano Family
Arduino Nano Familyは、小型で高機能なマイクロコントローラーボードのシリーズです。これらのボードは、スペースが限られたプロジェクトや、低消費電力が求められる用途に最適です。
- Arduino Nano 33 IoT
- プロセッサ: SAMD21 Cortex®-M0+ 32bit
- 特徴: Wi-FiおよびBluetooth接続が可能で、IoTプロジェクトに最適です。
- Arduino Nano RP2040 Connect
- プロセッサ: RP2040
- 特徴: Wi-FiおよびBluetooth接続が可能で、マイクロPythonをサポートしています。
- Arduino Nano Every
- プロセッサ: ATmega4809
- 特徴: 小型で低価格、基本的なプロジェクトに最適です。
特徴と用途
- 小型サイズ: Nano Familyのボードは非常に小型で、ブレッドボードに直接差し込んで使用できます。
- 多機能: 各モデルは、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能を備えており、IoTプロジェクトに適しています。
- 低消費電力: 低消費電力設計で、バッテリー駆動のプロジェクトに最適です。
MKR Family
Arduino MKR Familyは、IoT(Internet of Things)プロジェクトに特化したマイクロコントローラーボードのシリーズです。これらのボードは、小型でありながら強力な機能を備えており、無線通信や低消費電力が求められるプロジェクトに最適です。
- Arduino MKR WiFi 1010
- プロセッサ: SAMD21 Cortex®-M0+ 32bit
- 特徴: Wi-FiおよびBluetooth接続が可能で、IoTプロジェクトに最適です。
- Arduino MKR GSM 1400
- プロセッサ: SAMD21 Cortex®-M0+ 32bit
- 特徴: GSM通信が可能で、リモートモニタリングや制御に適しています。
- Arduino MKR Zero
- プロセッサ: SAMD21 Cortex®-M0+ 32bit
- 特徴: 小型で低消費電力、データロギングに最適です。
特徴と用途
- 無線通信: 各モデルは、Wi-Fi、Bluetooth、GSM、Sigfox、NB-IoTなどの無線通信機能を備えており、さまざまなIoTプロジェクトに対応できます。
- 小型サイズ: MKR Familyのボードは非常に小型で、スペースが限られたプロジェクトに最適です。
- 低消費電力: 低消費電力設計で、バッテリー駆動のプロジェクトに最適です。
Classic Family
Arduino Classic Familyは、Arduinoの中でも特に人気が高く、広く使われているモデル群です。これらのボードは、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しており、さまざまなプロジェクトに適しています。
- Arduino Uno Rev3
- プロセッサ: ATmega328P
- 特徴: 初心者向けの標準モデルで、広くサポートされています。
- Arduino Mega 2560 Rev3
- プロセッサ: ATmega2560
- 特徴: 多くのI/Oピンを持ち、大規模なプロジェクトに適しています。
- Arduino Leonardo
- プロセッサ: ATmega32u4
- 特徴: USB通信機能が内蔵されており、キーボードやマウスとしても使用可能です。
特徴と用途
- 初心者向け: Arduino Unoは、初めてのArduinoプロジェクトに最適です。多くのリソースが利用可能で、学習が容易です。
- 大規模プロジェクト: Arduino Mega 2560は、多くのI/Oピンを持ち、複雑なプロジェクトに対応できます。
- インタラクティブプロジェクト: Arduino Leonardoは、USB通信機能を活用して、キーボードやマウスとして使用できるため、インタラクティブなデバイスの開発に適しています。
これらのモデルは、それぞれ異なる用途やプロジェクトに適しています。
Arduinoでは正規品以外に他社から互換品モデルがあります
Arduino互換品とは、公式のArduinoボードと同じ機能を持つが、異なるメーカーによって製造されたボードのことです。これらの互換品は、公式のArduinoボードと同じ回路図や設計図を基に作られており、Arduino IDEを使用してプログラムを開発することができます。
主な特徴
- 低価格:
- 互換品は公式のArduinoボードよりも安価で提供されることが多く、コストを抑えたいプロジェクトに適しています。
- 多様な選択肢:
- さまざまなメーカーが互換品を製造しているため、用途に応じた多様な選択肢があります。
- 同等の機能:
- 公式のArduinoボードと同じ機能を持ち、同じプログラムを実行することができます。
注意点
- 品質のばらつき:
- 互換品の品質はメーカーによって異なるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
- サポートの違い:
- 公式のArduinoボードに比べて、互換品はサポートが限られている場合があります。
- 互換性の問題:
- 一部の互換品は、公式のArduinoボードと完全に互換性がない場合があります。特に、USBドライバやピン配置に違いがあることがあります。
互換品があることで、公式サイトでは古いモデルは販売を終わっていたとしても、現行モデルでないものも購入できることです。
また、少しハードルは高くなりますが、自作することもできます。自作キットなども販売されており、自分で作ることもできます。
互換品を選ぶ際には、レビューや評価を参考にして、信頼性の高い製品を選ぶことが大切です。