将棋の8大タイトル戦を知ろう

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最近は将棋ブームである。特にファインマンはそうである。棋戦は8つのタイトル戦と7つの公式棋戦、非公式選1つがあります。今回は、8大タイトルについて簡単に紹介していきます。

将棋の8大タイトル戦を知ろう

現在、8つのタイトル戦があります。主に新聞社などが主催することが多いです。

ひと昔前は、タイトル戦などの棋譜は新聞の紙面に掲載されるまでは、なかなか私たちが知ることができないものでした。なので、どうしても、新聞社の力が強いです。

最近は、伊藤園のおーいお茶杯や不二家のペコちゃんなどといった、それ以外の冠タイトルや特別協賛、AbemaTVや将棋連盟ライブ中継アプリなどのライブ配信を通して、棋士の表情や盤面を知ることができるようになってきました。

もちろん、女流棋士にも、女流公式戦は7つのタイトル戦と1つの一般女流棋戦と非公式選2つがありますが、今回は男性の将棋棋戦についてです。

厳密には、女性でも4段に昇段したプロ棋士であれば、出場できる棋戦ですが、現在は女性で条件を満たしたプロ棋士はいません。一部のタイトル戦では上位女流棋士、アマチュアが出場できるものもあります。

8大タイトル(令和3年7月12日現在)
  • 竜王戦
    第33期 豊島将之竜王(2期連続)
  • 名人戦(順位戦)
    第79期 渡辺明名人(2期連続)
  • 叡王戦(不二家)
    第5期 豊島将之叡王
  • 王位戦(お~いお茶杯王位戦
    第61期 藤井聡太王位
  • 王座戦
    第68期 永瀬拓矢王座(2期連続)
  • 棋王戦
    第46期 渡辺明棋王(9期連続)
  • 王将戦(ALSOK杯王将戦
    第70期 渡辺明王将(3期連続)
  • 棋聖戦(ヒューリック杯棋聖戦
    第92期 藤井聡太棋聖(2期連続)

8大タイトルがあり、それぞれにタイトル保持者がいます。

タイトル保持者には、棋士名にタイトルの名前を付けて呼ばれるようになります。先日防衛したばかりの藤井聡太棋聖などと表現されます。(藤井聡太王位・棋聖または、藤井聡太2冠とも)

タイトル保持者でない場合は、将棋太郎9段などとなります。名前の後に将棋の段が付いてきます。

タイトル戦は長いものだと一年間かけて挑戦者を決めます。トーナメント戦やリーグ戦で勝ち抜けた者がタイトルの挑戦者となることができます。

挑戦者はタイトル保持者と七番勝負もしくは五番勝負を行い、勝ち越したほうがその年のタイトル保持者となります。

また、竜王戦と名人戦(順位戦)は、それぞれランキングがあります。

竜王戦は1組、2組、3組、4組、5組、6組。

名人戦は、A組、B組1組、B組2組、C組1組、C組2組。

成績によって年に1回、成績上位者は昇級、成績下位者は降級が決まります。

棋士のプロフィールを見ると、大体、以下のように竜王戦と名人戦(順位戦)の組が書かれることが多いです。

藤井聡太

棋士番号307
生年月日2002年7月19日(18歳)
出身地愛知県瀬戸市
師匠杉本昌隆八段
竜王戦2組
順位戦B級1組
プロフィール

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