最近は将棋ブームである。特にファインマンはそうである。棋戦は8つのタイトル戦と7つの公式棋戦、非公式選1つがあります。今回は、8大タイトルについて簡単に紹介していきます。
将棋の8大タイトル戦を知ろう
現在、8つのタイトル戦があります。主に新聞社などが主催することが多いです。
ひと昔前は、タイトル戦などの棋譜は新聞の紙面に掲載されるまでは、なかなか私たちが知ることができないものでした。なので、どうしても、新聞社の力が強いです。
最近は、伊藤園のおーいお茶杯や不二家のペコちゃんなどといった、それ以外の冠タイトルや特別協賛、AbemaTVや将棋連盟ライブ中継アプリなどのライブ配信を通して、棋士の表情や盤面を知ることができるようになってきました。
もちろん、女流棋士にも、女流公式戦は7つのタイトル戦と1つの一般女流棋戦と非公式選2つがありますが、今回は男性の将棋棋戦についてです。
厳密には、女性でも4段に昇段したプロ棋士であれば、出場できる棋戦ですが、現在は女性で条件を満たしたプロ棋士はいません。一部のタイトル戦では上位女流棋士、アマチュアが出場できるものもあります。
8大タイトルがあり、それぞれにタイトル保持者がいます。
タイトル保持者には、棋士名にタイトルの名前を付けて呼ばれるようになります。先日防衛したばかりの藤井聡太棋聖などと表現されます。(藤井聡太王位・棋聖または、藤井聡太2冠とも)
タイトル保持者でない場合は、将棋太郎9段などとなります。名前の後に将棋の段が付いてきます。
タイトル戦は長いものだと一年間かけて挑戦者を決めます。トーナメント戦やリーグ戦で勝ち抜けた者がタイトルの挑戦者となることができます。
挑戦者はタイトル保持者と七番勝負もしくは五番勝負を行い、勝ち越したほうがその年のタイトル保持者となります。
また、竜王戦と名人戦(順位戦)は、それぞれランキングがあります。
竜王戦は1組、2組、3組、4組、5組、6組。
名人戦は、A組、B組1組、B組2組、C組1組、C組2組。
成績によって年に1回、成績上位者は昇級、成績下位者は降級が決まります。
棋士のプロフィールを見ると、大体、以下のように竜王戦と名人戦(順位戦)の組が書かれることが多いです。
藤井聡太
棋士番号 | 307 |
---|---|
生年月日 | 2002年7月19日(18歳) |
出身地 | 愛知県瀬戸市 |
師匠 | 杉本昌隆八段 |
竜王戦 | 2組 |
順位戦 | B級1組 |
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