広島だけに特別な日じゃないだろ

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今日の朝、黙とうをした。NHKでだけ、中心の部分だけ中継が行われていた。オリンピックなのはわかる。しかし、平和記念式典ぐらいは、どの放送局でも、中継をしていてもいいと思う。

広島だけに特別な日じゃないだろ

これは、広島だけの日ではない。オリンピック期間と重なってしまったのは仕方がないとは思う。なので、朝早くから競技があった競歩を放送していた放送局で中継がされていないのはわかる。

他の地上波のテレビ局はどうか。

チャンネルを変えても、普段と何も変わっていない。

NHKだけが平和記念式典の3組だけの挨拶の部分を放送をして、番組内容を変えた。広島市長、子供代表、菅総理の挨拶だけ流したら、番組が変わった。

こんな日の夜に、芸人がパンツ一枚で歌を歌って、ゲラゲラと笑っている番組を放送している放送局まである。

子供たちに原爆投下を伝えていかないといけないといっているのは、今では長崎、そして、広島だけだ。これでいいのか。

私が子供のころは、全ての放送局が何らかの放送をしていた。

修学旅行などを利用して、広島原爆ドームや資料館などを見学するところも多くあった。今はコロナ対策という事で、子供たちの修学旅行も、林間学校等も行われていないところが大半だ。

次の世代に伝わるとは思えない。

ところが、報道番組ですら、コロナの感染者数以上には放送していない。

昔のことだから、別にパンツ一枚で歌を歌っていてもいいだろというのだろうか。少なくても、日本人が真面に考えたら、そんな内容をこの日にセッティングしない。

総理が式典の挨拶を読み飛ばしたとか、正直、テレビで観ていたがわからなかった。多分、昔の人であれば、気づいたと思う。

総理の話は総理の口で語っていないものだった。子供代表の子供の挨拶よりも、聞きずらいものだった。どちらも、事前に書いた文章を読んでいた。子供たちは練習をしてのぞんでいた。だから、練習している子供の挨拶の方が聞きやすかった。

決して、菅総理が嫌いという事ではない。でも、総理の器とは思っていない。自民党を応援もしている。というか、野党が育っていないというか、ない。そんな目で見ているからなのか何一つ響かない。

自分の言葉で昔の人なら挨拶をしていたと思う。誰が書いたかわからない文章をその場で読むだけにしていないと思う。用意されたとしても、自分の言葉にして挨拶をしていただろう。

実際には、特別な式典なので、歴代の総理もそうじゃないのかもしれないが、普段の総理の話し方からそう思うのかもしれない。

なにか、話が変な方向になってしまった。

私が言いたかったのは、原爆投下があったというのは、長崎や広島だけのことではなく、日本人であるなら、全ての日本人のことだということです。

原爆を落としたアメリカを恨めという事ではない。

戦争があって、多くの人が亡くなった。そんな日を忘れていいのか、もちろん、長崎への原爆投下の日もである。

何十年も前のことだが、そんな日に芸人がパンツ一枚で全国放送で大笑い。ましてや、世界からオリンピックで放送関係者が多く来ている時である。

日本人のこころを貶めるような放送を許していて、何が原爆投下を忘れるなだ。ふざけるな。今日は、広島だけに特別な日じゃないだろ。日本にとって、特別な日じゃないのか。日本人が忘れていい日じゃないだろ。

このブログを読んでくれている人のこころに、「頑張れ、ニッポン。」というオリンピックの選手たちへの応援メッセージがあるように、「ノーモア・ヒロシマ」という「原爆投下による広島の悲劇を二度と繰り返すな」というスローガンもこころのどこかに、刻まれていることを願います。

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