クライストチャーチに立つ。

クライストチャーチファインマン記

ワーキングホリデービザを取得して、ニュージーランドに旅立ったファインマンです。北と南、二つの大きな島でなるニュージーランドの南の島、クライストチャーチに降り立つ。

ニュージーランド南島のクライストチャーチ

右も左もわからないまま、クライストチャーチ郊外の空港に降り立つ。何とかなるだろうと、下調べもしないまま。飛行機の中で同じワーキングホリデーの日本人と出会ったのですが、いっしょにと声をかけられたのを断って、ひとり行動を開始した。飛行場から町へ行く手段も知らなく、宿の手配もしていないのですから、暗くなる前に泊まる場所を探さなくてはいけません。飛行場の出口すぐのところにあるバス停もわからず、インフョメーションへ。片言の英語で町へのバスを教えてもらい、町中に。

初めてのバックパッカー。まるっきり、わからないので、一人部屋を借りる。ドミトリーというタコ部屋があることすら知りませんでした。ここまで来るのに、ガイドを見て、歩いて探したが、80Lのバックパックは重い。肩掛け、手さげと3つの形態になるウエストバックも別に持って。

何か食べなくてはいけなく、マクドナルドに入ったが、注文してもわからなかった。持ち帰りか、店内で食べるのか、わからず、ビックマックセットをお任せみたいに注文するだけだった。ましてや、コーラも入っていない。カップだけ。迷惑をかけながら教えてもらう。コップだけで自分で入れる形なのだ。ケッチャプも日本のように小分けされてもいない。店員も少しだらしない。

大きな町じゃない、すぐ南下することにする。ダニーデンをすぎ、さらに南下。

クイーンズランドで逃亡者となる。

クイーンズランドへ。峡谷の中の大きなつり橋から102メートル下に流れる川をめがけ、大ジャンプ。映画「逃亡者」(ハリソン・フォード 主演)を知っている人は、ダムからのダイブそのものでした。足はロープで縛られ、落下まで何もつけていないようでした。そして、飛び降りる私の体中に新しい感覚が沸きあがってくる感じでした。飛び降りた後も興奮しているのがわかりました。うぉー。やったぜ。やったぜ。その後、何時間も興奮が冷めなかったのを覚えています。

滞在費に余裕があれば、フィヨルド観光もしたかったのですが、今度は南から北へ、南島を一周していきました。南島と北島の行き来はフェリーに乗りました。その間は映画鑑賞とイルカを見ることで終わってしまいました。

首都のウェリントンは、軽く通り過ぎる感じでオークランドに。クライストチャーチからオークランドまで、信号機を見ませんでした。ウェリントンにはあったのかもしれませんが。簡単に言っていますが、すごい距離です。国の半分以上回って信号一つないのですから。

その代わりに、大量のはげ山と大量の羊を見ました。

オークランドで映画評論家ファインマンです。

ここからオークランド滞在になります。

着いてすぐ、フィルムフェスティバルがありました。一月で、50本ぐらい見ました。あまりにもたくさん見たので、マオリ(ニュージーランドの原住民)の映画好きと友達になりました。1日に多い日は3本見るんですから目立ったのかもしれません。コーラとでっかいポップコーンを持った日本人がうろうろしているのですから。英語も得意でないので雰囲気で見ていきます。その中で一番印象に残ったのが、無声映画なのですが、そのスクリーンの前で、生のオーケストラが音楽を演奏するというものでした。その後は、ビリヤードとカジノ、シンプソンズなどを中心に生活がまわっていくようになります。

今回はここまで。

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