Arduino工作講座 Arduino Unoを利用した電子工作を学習する講座シリーズ。Arduino工作講座の第4弾。Arduinoの工作に限りませんが、電子工作ではマニュアルとか、取扱説明書とかいうものをしっかりと探して見るようにしてください。当たり前のことですが、できていないみたいです。
Arduino工作講座 取扱説明書を探して見てください。
何このブログ当たり前じゃない。そんなことを記事にしないでよと思ったあなた、電子工作、そんなに甘いものではないんです。私がお勧めしているキットなどは、マニュアルがしっかりしているものとか、製品が安心して勧められると思ったから、勧めているのです。
でも、実際には、商品レビューで
また、一方で
同じ商品レビューで大きく違う。何が違うんでしょう。アマゾンなどは、同じ商品レビューに同様の商品も、一緒にレビューされていることもある。商品名が少し違うもの。内容物が古いバージョンのものと、新しいものなど違っていることもあると思います。
でも、ここまで違わない商品で評価が分かれるのです。携帯電話であれば、適当にそれらしいソフトを入れて使えるかもしれません。
同じ感覚で電子工作キットも見た感じここにつきそう。たぶん、ここに配線をすれば大丈夫。プラモデルなら、あまり動かさないので良いかもしれません。ロボットのキットを買ってきて、そのように使うのであれば、それでいいでしょう。でも、それなら、それ以上を求めないでください。
電子工作は小さな市場です。ネットにマニュアルがあることが少なくない。
このブログにたどり着いてくれた方に感謝です。そして、その中でも、有益でもなさそうなこの記事を読んでくれていることに感謝です。
電子工作もマイナーな趣味だと思います。市場も大きくありません。私は、興味があるので、ある程度大きく感じてはいますが。市場が小さいと、どうしても、情報も集まりにくいです。
メーカーが日本語のマニュアルを付けてくれていることも、あまり、ありません。電子工作キットを作っているメーカーも例外ではありません。キットには、大体、URLといわれるインターネットのアドレスが書かれているだけというところも少なくないです。そこにアクセスして、マニュアルをダウンロードするという形です。紙に印刷することがないのでコストも抑えられます。
グローバルに展開している会社であれば、多言語化もしやすくなります。そして、いろいろな国に販売するのに、ローカライズするのに仕様が少しずつ違っていたりするものも、作りやすくなります。国で決められた条件が違います。
例えば、車でいえば、車検が国によって違っていて、安全基準を満たさなければ、その国で販売できないということです。電気工作でも、電波を発信するものや公道を走らせるもの、電気機器として安全性を求められる検査などを、国がキット販売会社に求めているものがあります。
何が言いたいかというと、電子工作の市場は小さいので、コスト削減のために紙のマニュアルではなく、ネットにマニュアルがあることが少なくないこと。ネットから、必要であれば、ダウンロードするのが一般的であること。電子工作は大体完成品ではないので、自己責任である程度は対応しましょうということです。
部品の情報(マニュアルやデータシート)も全て、ネットで探すもの
利用されている部品についても、必要であれば、部品の表面に記載されている型番からメーカーや部品番号を調べて、詳細情報を探すこともあります。大体の部品は、ユーザマニュアルやリファレンスマニュアル、そして、データーシートといった詳細情報をメーカーが公表しています。部品の使い方やピンの配置、対応する電圧や電流、その特性などいろいろです。
一般の人が紙の媒体で探すのには、無理があると思うので、ネットで探すのが普通だと思う。その方面の人も紙で探しているのかは、私もよく知りません。
電子工作のキットを買うときにも、まず、ネットで検索してみてください。買った人が写真を載せていますし、改造したりしています。商品レビューの数行を見て、買うよりも確かな情報を載せてくれているサイトが見つかると思います。買う前に、しっかりとしたメーカーであれば、メーカーのサイトには、マニュアルがあります。使い方が書いてあると思います。自分が作れるものであるのか、判断できる材料がそこにあると思います。
せっかく、電子工作をしようとキットを買っても、その人に合わないものだったり、普通のおもちゃを求めているだけだったとならないようにしてください。電子工作では、パソコンを利用することが普通になってきています。
たとえば、対象年齢で全年齢対象となっていても、最低、キーボードを打ち、必要な情報を読むことができるだけの能力を求めているのだということを知ってください。そこには、マニュアルを開くこともできず、読むこともしないでできるものとは、うたっていないということを理解してください。マニュアルを読むことができるのなら、最低限の対象になるぐらいに思ってください。
マニュアルを開くことができれば、写真を豊富に利用し、少しでも多く、電子工作を楽しんでもらうための工夫が施されているキットが多くあるということです。
電子工作をしていくのであれば、ある程度、自力で頑張りましょう。それでは、また、次回に。
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