将来的に自律型無人探査機(Autonomous Underwater Vehicle; AUV)を制作をしたいと考えているので、開発に必要な設備の一つとして、実験用のプールについて、事前に調べてみました。
プール建設について調べてみました
仮設 実験プール
仮設の実験プールとして考えた時には、家庭用のプールの大きなものが良いように思う。夏に子供用の自立型のプールに水を入れているあれである。
家庭用プール 4.5mX2.2mX0.84m カバー付き 約3万円
家庭用プール 丸型 直径3.96mX0.84m カバー付き 約2万円
常設 実験プール
常設の実験プールとして考えた時には、大豪邸にある庭のあのプールを想定してみると、
個人用プールで、代理店に頼むと500万円くらいからオーダーメイドという感じ、土地代は含まない。
海外では、手軽にある程度のキットが販売されているみたいなので、そのようなものを購入するのも一つの手ではある。
それらを中古で購入して、DIYで数十万円からできるという事を書いてあるものもあるが、もちろん、土を掘ったりという作業は、人力でしなくてはならない。
養殖用の生け簀
後は、養殖用の生け簀、プールで、こちらも、ピンからキリまである。
この場合、家庭用プールに比べ、大きなものも手掛けているところも多く、お金があれば、周辺設備込みで望みの施設を作ることができやすいと思う。
水族館の大きなパノラマ水槽
実際には、大きなガラス越しに水の中の様子が見れる水族館のようなものが欲しいと考えているが、幾らになるのかわからない。というか、調べれば、ある程度はわかるのだが、中小企業のうちは全くもって関係ない。
そして、あの水深である。12m以上は将来的には欲しい。後で紹介するイギリスのプールのようなものがあると開発環境として最強なのですが、無理すぎますね。
公共事業 飛び込みプール 一般的なプール
ちなみに、公共事業の飛び込み用プール、一般的なプールについても、簡単に工事費を拾っておいた。
飛び込み用プール 公共事業 飛び込み用としては、5mのものもあるみたいなので、浅いのかも。
2013年8月20日 和歌山県立海南高校(海南市大野中) 総工事費は3億4700万円。 飛び込み用プール(面積約256平方㍍、水深4m)
学校の25mプール5レーン 公共事業
2021年 令和3年6月27日 和歌山県和歌山市弘西の市立紀伊小学校 屋外プール 長さ25mのプールが5コースあり、水深は0.9mから1.1m。 総事業費は2億2106万6280円。
常設の場合 ランニングコストが発生する
常設の実験プールを考えた時には、ランニングコストが発生する。水を浄化、循環をしなくてはいけなく、ろ過等の処理をする設備やその電気代等が発生する。
また、実験プールで不特定多数の人が泳ぐ形で、利用料金などを徴収すると、自治体によっては、条例でプール新設の申請書類を通過させるための、施設や環境対策、運用管理等条件が加わることもある。
最終的には、NASAやJAXAなどにある水深が深い実験用プールのようなものが欲しい。イギリスのBlue byss のプールが新しく2023年運用が始まるようですが、その動画などが公開されていますので、併せて、下にリンクを載せておきます。
コメント