Arduino Nano 33 BLE Sense は、従来の Arduino Nano を強力に進化させたものです。マイクロコントローラにノルディックセミコンダクター社の nRF52840 を載せています。小型でパワフル、そして、Bluetooth接続、予めいくつかの利用が多いセンサーも併せて基盤に載せています。
Arduino Nano 33 BLE Sense 商品説明
Arduino Nano BLE Sense は、マイクロコントローラにノルディックセミコンダクター社の nRF52840 を載せています。
これにより、Arduino Unoよりも32倍大きなプログラムを作成でき、さらに多くのRAMを搭載しています。メインプロセッサには、外部アンテナを介したBluetooth®ペアリングや超低消費電力モードなど、その他の驚くべき機能が含まれています。
14個のデジタル入力/出力ピンがあり、全てのピンがPWM出力として利用できます。
8個のアナログ入力があります。
アナログ出力はPWMのみでき、デジタルからアナログに変換はしない。
64メガヘルツで動作していて、Micro USB 接続です。
BLE Senseには、テッセレーションコネクタが用意され、バッテリーコネクタも充電器もありません。テッセレーションコネクタについては、後ろで説明しています。
単体で使用する場合には、Micro USB ケーブルでコンピュータに接続するか、最大21Vの非調整外部電源、または、バッテリーを介して電力を供給して利用できます。

動作電圧 | 3.3V |
入力電圧(制限) | 21V |
デジタルピンあたりのDC電圧 | 15 mA |
クロック速度 | 64MHz |
フラッシュメモリー | 1MB (nRF52840) |
SRAM | 256KB (nRF52840) |
EEPROM | 無 |
デジタルI / Oピン | 14 |
PWMデジタルI / Oピン | 全て |
UART | 1 |
SPI | 1 |
I2C | 1 |
アナログ入力ピン | 8 (ADC 12 ビット 200 kサンプル) |
アナログ出力ピン | PWMのみ(ADC無 デジタルとアナログの変換はしない) |
外部割り込み | 全てのデジタルピン |
内蔵LED | 13 |
USB | nRF52840 プロセッサ標準 |
IMU | IMU LSM9DS1 |
マイクロフォン | MP34DT05 |
ジェスチャー、光、近接 | APDS9960 |
大気圧 | LPS22HB |
温度、湿度 | HTS221 |
長さ | 45 mm |
幅 | Width 18 mm |
重量 | 5グラム(ヘッダー付き) |
予め埋め込まれたセンサが搭載されている
Nano 33 BLE Sense(ヘッダーなし)は、Arduinoの3.3V AI対応ボードで、利用可能な最小のフォームファクターである45x18mmです。 Arduino Nano 33 BLE Senseは、よく知られているフォームファクタのまったく新しいボードです。一連の組み込みセンサーが付属しています。
AI対応ボードです
このボードは、センサーを利用して、対象をヒトやモノといった認識をTinyMLを使用してエッジコンピューティングアプリケーション(AI)を実行できることです。
まずは、TensorFlow™Liteを使用して機械学習モデルを作成します。
そして、Arduino IDEを使用して、機械学習モデルをボードにアップロードできます。
これについてのチュートリアル、解説も用意されています。
Arduino の開発者である SandeepMistry と Arduino のアドバイザーである DominicPajak は、Nano 33 BLE Senseに関するAIの入門チュートリアルだけでなく、色検出に関するより高度なガイドも用意しています。
テッセレーションコネクタである
Arduino Nano 33 BLE Sense は ArduinoNano ピンと同等の代替品です。過去に ArduinoNano を使用したことがある場合、プログラムを引き続き利用できます。
しかし、Arduino Nano 33 BLE Sense は、3.3Vで動作します。これは、3.3Vと互換性がない場合に備えて、元の設計を修正する必要があることを意味します。
ヘッダー付きまたはヘッダーなしのボードを入手できます。これにより、ウェアラブルを含むあらゆる種類の発明にNanoを埋め込むことができます。
ボードにはテッセレーションコネクタが付属しており、B面にはコンポーネントがありません。これらの機能により、ボードを独自の設計に直接はんだ付けして、プロトタイプ全体の高さを最小限に抑えることができます。
テッセレーションコネクタについて、わかりやすい解説動画がありましたので、英語ですが載せておきます。
簡単にいうと、自分の作成した基盤に表面実装部品のようにはんだ付けできるものという事である。
更に詳しい情報は本家Arduino のショッピングサイトに詳しく書いてあります。
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