Arduino Nano は ATmega328 をベースにした小さなボードです。販売時期、バージョンによって、ATmega168やATmega328P、製造会社の違うものなどの本家でもいろいろなものがあります。
Arduino Nano 商品説明
Arduino Nano は、マイクロコントローラに ATmega328 を載せています。
22個のデジタル入力/出力ピンがあり、うち6個はPWM出力として利用できます。
8個のアナログ入力があります。
16メガヘルツで動作していて、Mini – B USB接続、およびICSPヘッダーがあります。
Mini – B USBケーブルでコンピュータに接続するか、7〜12Vの非調整外部電源(ピン30)、または5Vの安定化外部電源(ピン27)を介して電力を供給して利用できます。電源は、最も高い電圧源に自動的に選択されます。
マイクロコントローラー | ATmega328 |
アーキテクチャー | AVR |
動作電圧 | 5 V |
フラッシュメモリー | 32 KB、そのうち2KBはブートローダーによって使用されます |
SRAM | 2 KB |
クロック速度 | 16 MHz |
アナログINピン | 8 |
EEPROM | 1 KB |
I / OピンあたりのDC電流 | 40 mA(I / Oピン) |
入力電圧 | 7〜12 V |
デジタルI / Oピン | 22(うち6つはPWM出力を提供します) |
PWM出力 | 6 |
消費電力 | 19 mA |
PCBサイズ | 18 x 45 mm |
重量 | 7g |
2018年1月以降に製造されたモデルには新しいブートローダが搭載されています。最新のArduino IDE を利用して書き込みを行ってください。
ボードマネージャーの Arduino AVR Core が 1.6.21 以降のバージョンを利用してください。互換機によっては、販売会社からドライバーを提供しているところもあります。
ご利用の Arduino Nano がどの時期に製造されたものなのか、互換機であれば、なおのこと、仕様を確認して利用してください。
オリジナルのArduinoハードウェアは Arudino SRL が製造しているが、米国Gravitech社がArduinoの名称使用の許諾を得て製造もしている。
表面実装されたATmega168使用のものとATmega328使用のものがある。
互換機の中には、FT232RL(USBシリアル変換モジュール)を低コストのCH340E(USBシリアル変換モジュール)に変更しているモデルもあります。
(最新のArduino Uno Rev3では Uno に搭載されている ATmega16U2 にUSB2.0 の機能が付いている。)
ATmega328 と ATmega328P の違いは、picoPower テクノロジーを搭載しているかいないかです。革新的なpicoPower技術は、消費電力を最小化します。超低消費電力および個別に選択可能な低電力スリープモードを特長とし、電池駆動のアプリケーション向けに最適です。
ATmega328 (8ビットmegaAVRマイクロコントローラ) ATmega328マイクロコントローラは、AVR高度RISCアーキテクチャに基づく8ビットmegaAVRデバイスです。 ATmega328はシングルクロックサイクルで強力な命令を実行し、MHz当たり1 MIPS、電力消費の均衡化を実現します。
ATmega328P (8ビットmegaAVR picoPowerマイクロコントローラ) ATmega328Pマイクロコントローラは、AVR高度RISCアーキテクチャに基づく8ビットmegaAVRデバイスです。 バッテリ駆動の用途に最適な超低消費電力と低電力スリープモードを実現するpicoPowerテクノロジーを搭載しています。
更に詳しい情報は本家Arduino のショッピングサイトに詳しく書いてあります。


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